2009年04月20日
●FRESH EXPAND トークショー@UBSL
柏のUBSL(URBAN BACK-SIDE LABORATORY R2)で開催された「FRESH EXPAND」展のトークショーを聴きました。
朝日新聞の地方版に告知が載っており、「アートフェア東京」エグゼクティブディレクターの辛美沙さん、「101TOKYO」クリエイティブ・ディレクターかつ「magical ARTROOM」ギャラリーディレクターの伊藤悠さん、アーティストの大庭大介さん、栗山斉さん等が参加とのこと。アートフェアの関係者が柏で何を話すのだろうと興味が湧いたので出かけました。ところが会場到着早々に辛美沙さんが風邪のため欠席というアナウンスあり。
以下、とても偏ったメモです。
伊藤さん:(101TOKYOについて)出来て良かった。アートフェア東京はギャラリーの貸しスペース。ギャラリー運営者がギャラリー選びをするのはおかしい。新しい価値を作るところに関わりたいと思った。やりたかったことは3つ。
1.アンリミテッド。バーゼルのアートフェアはアートギャラリーズとアートアンリミテッドに分かれていて、マーケットにのらないけれども可能性がある作品(アンリミテッド)を入ってすぐのところに展示している。
2.トークショー及びパフォーマンスを重視。
3.プライズを作る。受賞者が次に還元していくと良い。
(作家が美術品の)価値付けする先はどこか?ギャラリーが認めているのは当たり前なので、いかに外部に合わせていくかを考える。お金は流れていくもの。誰に伝わっていくかを大事にしている。
FRESH:(どういうことを目指してる?)アーティストの協力関係を作る。活動し続ける。自分たちのやりたいことやりながら、お金になって生きていけたらハッピー。
(何か分かりそう?)二つ必要。同時代に生きている共感と、時代を超えた普遍性を持っているか。自分たちの言葉になっているかというと。。。
大庭さん:自分たちはどうなりたい?FRESHは教育からはみ出た踊り場。結果的に1人になる。得をするのは良い作品を作った人、もしくはリーダー。
FRESHで満足するだけでなく、ソロを充実させてまたメンバーで。FRESH自体でどうにかなろうという目的を作る。みんなで何かを捏造して、アーカイブ化。
講評会としては良かったけれども、トークショーとしては?。対立軸が明確に設定できなかった点がもったいなかったです。
2008年10月16日
●矢津吉隆「Holy and Common」@TSCA Kashiwa
TSCA Kashiwaで開催中の矢津吉隆「Holy and Common」を観ました。2層吹抜けの広い空間と魅力的な展示で、毎回行くのが楽しみなギャラリーです。こちらに充実した鑑賞記(写真あり)がアップされています。
1階の吹抜け部分には、幾つもの回転体が直列つなぎで連結されています。唸り音と合わせて何かの儀式のようです。でも小さなオブジェを床面に置いているので迫力は今一つ。
2階にはアクリルケースに入った小さな回転体がズラリと並びます。台に載っているので、こちらはちょうど目の高さです。じっと見ているとそれが何か分かってきますが、そのことは大して重要ではありません。
さらに進んだ通路のスペースには、回転体を写した写真パネルが並びます。何気ないオブジェが回転することで生み出されるイメージの断片。左側の茶碗のように見えるイメージと、中央の大きなパネルが良かった。その元ネタは前の展示室にあるので、戻って見比べると面白いです。
一番奥のスペースは暗くして、光のネオンが疾走します。でも目が疲れるのと煩さで早々に退散しました。
回転体オブジェと写真の主従を考えると、オブジェが主、写真が従だと思うのですが、私的には前者は後者を作るための装置に思えました。装置があれば見る人それぞれのイメージが生み出されるはずなのですが、実物は音がするので意外とイメージが広がりません。写真が主で、その種明かしとしての前者だったのかなとも思いました。
TSCA Kashiwaではこれからも展示が続きます。とても楽しみです。
2007年07月29日
●柏まつり 2007
あっという間に盛夏。柏の夏といえば、「柏まつり」。駅前で盛大に開催される夏祭り。その利便性ゆえか、ものすごい人出です。
「駅前通り」の大混雑はほどほどに、「駅前通り」から路地を通りつつ「サンサン通り」へと抜ける経路を良く歩きます。街路空間のスケールに関係なく、屋台と人出があればどこでも広場状態なのが面白い。
「サンサン通り」の賑わい。人出もほどほどに、音楽があちこちで鳴っていて楽しげ。
「駅前通り」と「サンサン通り」をつなぐ路地。屋台と人出があれば、どこでも広場。
サンサン通りにある「寺島文化会館」前の賑わい、「モスカテラス」。寺島文化会館は、あの「摘水軒記念文化振興財団」の本拠。残念ながら今年9月で閉館。その後どうなるかは未発表。
2007年05月06日
●タムラサトル POINT OF CONTACT -接点-@TSCA KASHIWA
GW後半2日目柏近郊ツアーの締めは、「TSCA KASHIWA」で開催中の「タムラサトル POINT OF CONTACT -接点-」を観ました。こちらのレビューで知り、楽しみにしていました。
重量感ある鉄と、ぺカーッ!と灯るランプ、無機的に動く針、飛び散る火花。仰々しく、その実とてもシンプルな電気仕掛けのギミックの数々は、工作好きな身としてはワクワクするような楽しさに満ちています。もっとも、解説には「タムラはあるものの見方を提示しているだけなのです。それはそれでしかないと。」とあります。そこまで唯物的に見られないのは、私がモノを作る側の人間だからでしょうか。それとも妄想心旺盛だから?
私見はさておき、玉石混交な現代アートの中でも、とても親しみやすい世界観だと思います。柏で本格的な現代アートの展示を観られることは素晴らしいことです。ギャラリーオーナーの染谷さんからも色々と話がうかがえて、とても充実した一時でした。
5/27までやってます。時間:12:00-21:00、休廊・月~水、5/10、11、12。
場所はこちらを御覧下さい。「ローソンが見えたら左折」です。
●柏の葉キャンパスシティピクニック月間
GW後半2日目は、柏近郊を回りました。TX効果もあって、質の高い賑わいスポットが増えてきました。
まずは「柏の葉キャンパス」駅へ。駅前開発予定地147街区、UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)、ららぽーと柏の葉で、4/20から5/20まで「柏の葉キャンパスシティピクニック月間」が開催中です。そして5/3-6は、「The Insect World」と題して、全長50mの巨大バッタバルーンが出現しました。横浜トリエンナーレ2001で超高層ビルにとまっていた、あのバッタです。これは見たい!
平たく言えば、三井不動産が進める駅前開発のイメージアップ+集客イベントなわけですが、「面白そうだ!」というツボを突くのがとても上手いです。同じ開発なら、親しみが持てる方が断然良いです。
実際に行くと、巨大バッタは広大な開発予定地の片隅に居て、意外と小さい。でも、子供達が大喜びで足にダイブしている様は微笑ましいです。アートというより遊園地のアトラクション。ポスターの知的でシュールなイメージとは少し違いますが、楽しいです。
人工の原っぱに降り立った巨大バッタと、建設中の超高層マンションとショッピングセンター。かつてあった右肩上りの時代への憧景にも見えます。
そして「流山おおたかの森」駅へ。あちらが再開発のスペシャリスト+アートならば、こちらはSC(ショッピングセンター)のスペシャリスト+グリーンチェーン戦略。駅前広場では、「流山グリーンフェスティバル2007」のイベント準備中。
まちづくりイベントの仕掛けで前者、SCの完成度で後者が一歩リードしている感じです。詰め込みすぎて手狭な感じがする「ららぽーと柏の葉」に比べると、「流山おおたかの森S・C」はゆったりしていて、テナントの高級感もこちらが上。前者が増床する頃に、第2幕が始まるのでしょう。
2006年12月17日
●アートがまちにやってくる @ UDCK
UDCK(アーバンデザインセンター柏の葉)で開催されたパネルディスカッション「アートがまちにやってくる」を聴講しました。副題は「アートとアーバンデザインの関係を考える」です。パネリストは加藤忠正さん(NPO法人アーバンデザイン研究体 理事)、池田修さん(BankART1929 代表)、松田朋春さん(スパイラル((株)ワコールアートセンター) チーフプランナー)。両者の間にどんな関係性が提示されるのか、興味深々。以下、メモです。
加藤さんの話は川越での実践について。店先のテントや自販機で統一感に欠く景色が、テントが消え、自販機の置き方に配慮し、案内板を整備することでお客さんを迎え入れる町並みへと変貌する様を、beforeアンドafterのスライドを映しながら説明。川越蔵の会という会を作っての様々な活動。町並み相談所、地域に入り込むためのお掃除イベント、蔵の町並みをアピールするカルタ制作。そしてアートイベント「ストリートミュージアム」の紹介と、その事務局が母体となってのアルテクラブの発足。修景をベースにしたまちづくり活動と、その一環としてのアートイベントという感じでした。
「蔵の保全ありきでなく、町の活性化を考えた結果として自然と蔵は守られる。」というコメントと、町並みのルールを守りつつモダンな打放し「Fギャラリー」の紹介が興味深かったです。
池田さんの話は「BankART1929」について。その名の由来、発足、施設、そして特徴へ。
公設民営の新しい可能性。公よりもらった自由度の高い「街づくりツール」、準備期間の短さもあっての「未完成」ゆえのつくりながらの活動、移動壁ユニット(w3,600xd700xh2,800)による「空間のフレキシビリティ」、雑誌撮影等への開館時間外対応のための「時間のフレキシビリティ」、ピッチャー型でなくキャッチャー型(要望を受けての)活動。
これまでの活動紹介。椅子プロジェクト、横濱モガボガを探せ!、橋をかけろ!等。ベース事業について。イベントに左右されてはいけない。フロント、スクール、カフェ、パブ、ショップは毎日やっている。横濱の持っている財産をリレーする。外から持ち込まない。最後に「Hi横濱編集局」で中田市長さんがBankART1929を訪問する回を紹介して終了。
街中に拠点を置くアート支援活動を、明快かつポイントを押さえて紹介されていました。実際に運営されている方ならではの説得力と、ユーモアある雰囲気を生み出す話術が印象的でした。
松田さんの話はアートとビジネスについて。スパイラルは(株)ワコールの文化施設。(BankART1929とは対照的に)最初からきっちりと出来ている。
ランデブープロジェクトの紹介。ビジネスとしての自立のためのプラットフォーム、プロダクト開発。ランデブーサロン、先端技術のプレゼンとアーティストの要望の場。事例の紹介、サンクステイル(商品化)、シルクウェア、ウォータドーム(構想)等。「My Sweet Home展」、家の中のものを見直す。世界最速の風呂、プレミアム ユニットバス。
アートの定義。ヴォッヘンクラウズール(WochenKlausur)の活動が示唆的、人々と議論する中で地域の問題を探り解決の糸口となる提案を行う。アーティストは作品を作る以上に、社会に影響を与える。「スパイラル大作戦」展での屋台。規則でしばる公共建築の中にパブリックはない。プライベートの中にしかパブリックはない。
氷山理論。水面上が作品、水面下が活動。活動が大切だが、作品も大切。真・美・善理論(?)。真・美・善を調停するのがデザイン。最新作、階段理論。アートは蹴上げ、デザインは踏面。2つでのぼっていく。
アートとビジネスの話を嫌味なく淡々と語りつつ、時に鋭く切り込む展開が独特で面白かったです。スパイラルでの展示の数々も目に楽しかった。階段理論は個人的に今回二番目の収穫です。そうだったのか!
UDCKより「ららぽーと柏の葉」を望む。周辺ではアートイベント「未来観測」が開催中です。ちなみに、今回最大の収穫はこのUDCK。期間限定とはいえ、このような場所が用意されることは羨ましい限りです。
UDCK内になる1/1000の柏の葉地域の模型。来年には5棟の高層マンションが出現して駅前が整います。オシャレな街になるのでしょう。
後半はパネルディスカッション。
アートとアーバンデザインについて。
加藤さん:町並の整備が軌道に乗ると、商店主さんたちも役割が分かってくる。でもどこかで息切れする時がくる。町で憩う時間を長くする、観光で来る動機になるのがアート。
池田さん:BankART1929は未完成だから成功した。アートは赤ちゃんみたいなもの。街の中に未知のものがあることは良いこと。
松田さん:アートを禁止した街は成り立つか?と考えてみる。
アーティストを呼び込むヒント。
加藤さん:身近にアートを感じる仕掛け。無料ギャラリー、ストリートミュージアム。
池田さん:良く分からない場所を作って、みんなで作っていく。パブリックとプライベートの関係を溶かしていく。
松田さん:キャッチャー型でなくピッチャー型で。ここ(UDCK)の使い方が鍵。
アートをみんなで作っていく方法。
加藤さん:ホテルのロビー等、反則的なところでアートを公開。
池田さん:都市の経験。街はリレーしていかないといけない。トップダウンからボトムアップへ。
松田さん:住み手を巻き込んでいく。スポーツ、アート等。柏の葉体操を流行らせたい。
「アートとアーバンデザインの関係」という漠然としたテーマ設定故か、切り口を求めて少々迷走気味に感じられました。もったいなかった。
質疑。私も質問させてもらいました。「新しい街「柏の葉」は魅力的だと思うのですが、話の中で既にある「柏」が全く感じられないのが気になります。柏からTXでここに来ると間に「流山」が入ることもあって、「柏」と「柏の葉」のつながりが希薄に思えます。両者をつなぐアイデアがあればお聞かせ下さい。」。今思えば、相当ピンボケな質問でした。迷走は他人事ではありません。
2006年12月16日
●古民家カフェ FURACOCO
柏ニュースさんの企画にお邪魔して、野田市にある古民家カフェ「FURACOCO」へランチに出かけました。最寄り駅の東武野田線「愛宕駅」から徒歩駅13分、小さな案内板を手がかりに辿り着いた先は、なんとも居心地の良い空間でした。
中でも印象的なのは、柔らかい自然光に満ちた空間の美しさ。古民家の持つ陰影と、センス良く並ぶ古家具や陶器が織り成すリズムは、丁寧な作業の積み重ねからしか生まれません。こんな空間を作ってしまうご夫婦が営むカフェですから、料理が美味しいことはいうまでもなし。観て、食べて、心がほっこりするひとときでした。
2006年08月20日
●手賀ジャズ2006
手賀ジャズ2006に出かけました。今年で10回目を迎える、市民有志主催による野外音楽イベントです。気になる暑さも、曇天のおかげで比較的過ごしやすい一日でした。これが終わると夏も終盤です。
先日お邪魔したMONAIZOから誕生したグループ「reMONAIZATION」。トリとして登場し、聴き易くノリの良い演奏で会場を沸かせていました。
2ヶ月と1週間後には、この会場が7,000人のランナーで埋まります。走り込みが間に合うかな。。。
2006年07月31日
●柏まつり -回遊する楽しみ-
7/29、30は柏まつりでした。2日間で約60万人の人出があるという夏の風物詩です。大通りは屋台と人で埋まっているのでパスして、気になるイベントをいくつか見て回りました。
柏で一番オシャレな広場、二番街丸井前の広場で行われたライブペインティング+即興演奏イベント「ドッペルナンチャラ倉庫」。とうとうモナイゾを飛び出して、中心部に進出!おめでとー。
音街かしわ Project の「Kick Off Live 2006」。「音街かしわ」とは、市内の音楽事業所とストリートブレイカーズによる、柏の音楽シーンを盛り上げようという共同企画。今後がとても楽しみです。マンションに囲まれて音楽を聴く、シュールな雰囲気。
毎月定期的に開催される青空カフェ「モスカテラス」。こちらでもライブ開催中。近づくのも困難なくらい大繁盛でした。
大通りを外れて少し歩くとイベントに当たる。少し歩くとまた当たる。そんな路とミニ広場の関係が連鎖的に連なって、歩いて楽しい空間になっていました。日々進化してます、柏。
2006年05月25日
●ドッペルナンチャラ倉庫 Vol.2 in MONAIZO
先週の土曜日は柏のアートコンプレックス「MONAIZO」のイベント「ドッペルナンチャラ倉庫 Vol.2」に出かけました。サブタイトルは「絵と音楽の化学反応?」。絵と音楽のコラボイベントをあの箱でやるというのは何か面白そうです。
イベントは大きな吹抜空間(ROOM B)とその奥の小部屋(ROOM A)で平行して行われており、前者が3部構成、後者が2部構成で進行、そのあとはパーティータイムとなっています。様々な趣向を凝らした音と絵のライブイベントを、ドリンク片手にハシゴするのはけっこう楽しいです。アートで彩る盆踊りという感じ?ソファがあちこちにあるし、土間にも座れるので、自分の距離でイベントと接することができるのがポイント。お客さんもけっこう入って繁盛しておりました。17:00から24:00まで続いたそうですが、都合で19:00から21:00までしか居られなかったのが残念。次は何を見せてくれるのでしょうか。
暗闇の中、スポット照明を追いかけるように筆を動かして描いた絵。雨音の中、歌声が響きます。写真はイベント終盤で室内を明るくしたところです。音がとても印象的でした。
背面からプロジェクターを投影しつつ描いた絵。その向こうにバーカンが見えています。蝋燭、瞑想。儀式のようでした。
ROOM Aで行われたライブペインティング+バンド演奏。まだまだウォーミングアップの時間帯でした。
2006年05月16日
●Cafe Line Presents Live Vol.2 -Human Beat-
先週の土曜日は、柏駅西口のカフェラインでライブを聴きました。柏と音楽とスポーツをこよなく愛するカフェライン氏が送る、ほぼ月一のライブシリーズです。登場するのはHuman Beat。ジャンペのパーンと抜ける音は、一度聴くと忘れません。
カフェラインは今年始めに改装したので、新生ライン初訪問です。店内にはカウンター席ができてライブスペースっぽくなりました。広くなったことで音の抜けも良くなったと思います。カウンター席にはプロジェクターが設置されて、W杯の頃は人気が出そう。
演奏は予定より少し遅れて始まり、休憩をはさんで2時間たっぷりと聴かせました。演者と聴衆がとても近いので、肌に伝わる感じです。後半、心地良く目を閉じて聴き入っていたら、寝るな!とセネガル語の聞き取り、発声レッスンが始まりました。ツーフレーズ続くと忘れてしまう発音の難しさにてこずりながらも、変化があって面白かったです。
2006年02月17日
●裏カシとウラカシ
今朝のはなまるマーケットに「ウラカシ」が登場するらしい。。。というわけで見てみました。実際には10分ほどの「裏カシ」の紹介でした。ダブルデッキでのイベントや飲食店の紹介も一瞬ありましたが、メインは「裏ハラ」に続く若者のおしゃれスポットとしての古着店の紹介でした。番組の視聴層(年齢少し高目、心は若者)と「裏カシ」のターゲット層がちょっとずれている気がしましたが、お客さんへのインタビューで親子揃って裏カシを楽しんでいる方が登場する等、上手く接点を作っていました。
個人的には、「ウラカシ」に古着屋、雑貨、カフェ、(そしてこれからは音楽やアート)による駅前の回遊性を期待しているので、もうちょっとそこらへんも紹介してもらえると良かったなあ。ついでにいうと、その回遊性は東口だけでなく西口へも伸びて(ゆくといいなあと思って)います。
かしわインフォメーションセンターで制作、配布されている「ウラカシマップ」です。これであなたもウラカシ通?
2006年01月22日
●En's vol.5
先日のBAO/BABB.では柏のフリーマガジン「En's vol.5」がさりげなく配布されました。そのさりげなさが言わずとも柏の一部みたいで素敵です。
こちらで紹介されているように号を重ねるごとに扱う範囲が広くなり、今号では「大人の街」の提案というページが登場しています。柏を取り巻く商業施設の活況を既観した上で、「食」によるイメージアップの提案です。そして結びは「柏という街をもっと知ろう」。あちらで音楽、こちらで食。こうして柏の街は面白くなってゆくのだと実感します。
屏風がマイブームなので、雪上に立ててみました。
2006年01月06日
●柏神社と二番街
昨日は柏駅前まで用事で行ったので、初詣をしてきました。
柏で神社といえば柏神社。柏駅東口から旧水戸街道出てすぐの利便性と周囲を建物に囲まれたコンパクトな境内も柏らしい?空を見上げれば高層マンションが見えて、柏も高層の時代に変わりつつあることを実感します。おみくじは吉でした。今年も頑張ります。
その後、二番街へ。その特徴である天蓋は1973年竣工だそうで、東口ダブルデッキとほぼ同い年です。その後1995年に改装されて現在に至ります。作り自体は少し綺麗な駅前商店街ですが、イベントによる活性化の成功例として全国から注目を集める存在です。年中人出で賑わう繁盛ッぷりは理想の街路空間だと思います。
2005年12月25日
●Happy Holiday Kashiwa 2005
ビックカメラ出店、沼南町との合併、TX開通、旧吉田家公開、レイソル降格。色々とありますが、やっぱり柏の顔は「東口ダブルデッカー」だと思った一年でした。
「ウラカシ」や「ストリートブレイク」といったイベントによる魅力作りと、郊外型大型店出店を規制して中心市街地を活性化しようとする時流の下、ターミナル駅に接して下層にロータリー、上層に歩行者広場を持つ構成が再評価されていることが大きいと思います。
来年になれば「ららぽーと柏の葉」、再来年は「流山おおたかの森駅前」、その次は「柏駅西口」。駅前大型商業施設の相次ぐ出現に加えて、JRのエキナカ戦略もあります。来年以降の大激戦は必至です。
でも、今は「Happy Holiday Kashiwa 2005」。
2005年11月06日
●柏ビレジ
花野井には「ルールある街づくり」の先駆的な例として有名な「柏ビレジ」があります。分譲開始から4半世紀を経て、緑の中にレンガとアイビーが見え隠れする街並みは今も美しいです。計画は東急不動産と建築家の宮脇檀氏の共同だそうです。景観の大切さを耳にする機会の多い今日、この先例から学ぶものはたくさんありそうです。全体計画を策定し継続していく上で大切なことは何か、全体で統一感を保ちつつ個別の変化を演出するにはどういったルールが有効か、周辺環境の変化や住人の世代交代にどう対応していくか等々。研究も数多くされているみたいなので、機会があればじっくりと調べてみたいです。
2005年11月05日
●旧吉田邸 in 花野井
今週後半は晴天続きで、秋の行楽シーズン真っ盛りです。今日は柏市花野井にある旧吉田邸に出かけました。建物は江戸時代末期に建てられた名主の屋敷だそうで、約20,000平方メートルの敷地とともに昨年の11月に市に寄贈されました。現在は「歴史と文化の拠点」として平成19年度の一般公開に向けて整備中ですが、柏市・沼南町合併記念事業の一環として11/3-5の3日間特別公開されました。
道路からの眺めです。手前の芝生も敷地です。左側の茅葺きの大屋根が母屋、その右が蔵、更に右が長屋門です。母屋の手前に洋風の屋根が見えますが、こちらは現在も住まいとして使われています。その奥、母屋の右手には書院があります。
母屋の右半分である居間を正面から見ています。奥に見えるのは仏間です。母屋の左半分は土間になっています。長屋門をくぐると居間が正面に来るのですが、来客用の大玄関を兼ねているのでしょう。庭に対して大きく開いた、日本家屋らしいつくりです。
母屋の右手にある書院を、表庭園から見ています。左側で琴の演奏、右側で茶席が設けられています。庭園に琴の音色が流れ出て、雅やかな雰囲気が漂っていました。
書院の廊下です。左手が琴を演奏している間、右手が表庭園です。引戸と大きな庇で内外を一体化する、日本家屋の特徴的な空間です。
裏庭園です。左側が書院の裏側、右側は比較的新しい建物だそうです。空に聳える大木が年月を物語ります。
歴史と文化を堪能できる充実した一時でした。再来年の一般公開がとても楽しみです。駐車場やトイレの整備等課題もあるそうですが、貴重な文化遺産の有効活用に向けて頑張ってもらいたいです。それと周辺は閑静な住宅地なので、観光地化することで軋轢が生じないよう配慮も必要でしょう。来客数の制限といったルール作りも必要かと思います。
2005年09月23日
●柏再発見 2005.09.18
先週の日曜日に、「ふさの国 商い未来塾」という商店街づくり講座の一環で、柏二番街が紹介されました。私は受講生ではないのですが、地元のサクセスストーリーに興味があったので聴講生として参加しました。立役者の方の話を伺ったり、ウラカシ等の柏の最新トレンドの紹介があったり、実際に街を歩いたりで、とても充実した内容でした。こういう機会があると、見慣れた街がとても新鮮に見えて刺激になります。
そんな「柏再発見 2005.09.18」を幾つか紹介します。
一つ目は東口ダブルデッキ広場で開催されていた「ストリートブレイク 2005」。二番街のまちづくりの成果であり、本日の目玉でもあります。柏ニュースの管理人さんが奥華子さんのサイン会に並んでいたり、カフェラインさんがスタッフとしてテントに詰めていたりというちょっとしたオーバーラップがこの場の磁力を感じさせてくれて面白かったです。
二つ目は「モナイゾ」。道路に面して大きく開いた構成と、内部空間の広さは、アートスペースとしてとても魅力的です。2階をギャラリーとして改装中で、今後の発展がますます楽しみです。可能性という点では柏一押しです。
三つ目は「コンセントカフェ」。好みの椅子に腰掛けてじっくりと寛ぐと、最高に気持ち良さそうです。看板のセンスも好きです。こういったカフェが増えることが、ウラカシの回遊性を高めてくれるのでしょう。
街歩きの後は、交流会でした。柏だけでなく、千葉市や山武郡の話も聞けて面白かったです。普段は「千葉」を意識することが少ないので、そういう点でも良い機会でした。
2005年07月26日
●スカイプラザ柏
地震の次は台風かという感じで天災続きの今日この頃。悪天候にもかかわらず、パソコンの備品を買出しに柏駅東口のスカイプラザまで出かけました。電車が止まってもなんとかなるさと思える距離がありがたいです。天気が悪いので建物の中をウロウロと歩いたのですが、これが意外と楽しかったです。ビックカメラ柏店と浅野書店が入居しているので、パソコン、おもちゃ、カメラ、テレビ、スピーカー、書籍等が適度な品揃えで集まっています。USBメモリーの小ささに興味を惹かれ、水冷式パソコンの内部をのぞきこみ、アイポッドやPSPの実機を眺め、ライトセーバー(の形をしたコントローラー)を振りながらスターウォーズのゲームのプレイする子供の横を通り、デジカメのカラフルさに見惚れ、ホームシアターセットの前で理想のAVルームのイメージを思い描き、不思議と興味深いタイトルに行き当たる本棚をグルグルと廻りました。この感じは何だろうと考えてみて、子供の頃楽しんだデパートなのだと思いあたりました。お向かいの高島屋が立体街路ならこちらはさしずめおもちゃ箱です。専門化、細分化が進む御時世だからこそ、総合カタログのようなこの空間は貴重だと思います。
2005年06月26日
●松戸と柏
昨日は仕事のきりが良かったので、久しぶりに休日を楽しみました。
日中は松戸まで映画を観に行きました。観たのは「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」。私が初めて観た「ガンダム」は1981年に公開された劇場版第一作なので、それから24年経って続編の劇場版を観たことになります。20年前のTVシリーズを3部作に分割した上で再編集し、新作映像を加えた構成なので、一本の映画として観るとつらいものがあります。しかし、元の「ガンダム」も同じような構成だったので違和感なく楽しめました。干支二巡しても元気なキャラクターってすごいです。
久しぶりに松戸駅で下車したので、駅前を散策しました。松戸駅西口より東西連絡通路とBANDAI MUSEUMを観たところです。ギャラリーのある通路で数組のストリートミュージシャンの方達が演奏をしていました。都市装置として面白いと思うのですが、ちょっと暗い感じでした。もうちょっと天井を高く、明るく作れば、ずっと印象が良くなると思います。東口側は昔の街区をそのまま中層化した感じで、その周辺にマンション等の高層建築が乱立気味に建っています。美しい景観が街の価値を高めると考える最近の流れから見ると、かなり損をしていると思います。BANDAI MUSEUMはBANDAIのキャラクター博物館だそうで、興味はあったのですが、建物がえらく安っぽく見えて今回はパスしました。
夜は柏駅西口にある「CafeLine」さんにお邪魔しました。先日の飲んで食べて話す会の続きのはずなんですが、なぜか今回のテーマは「70・80sMUSICを語ろうスペシャル!」。CafeLineさんの博識っぷりと、私よりもちょっと年上の方達の熱狂っぷりが炸裂するパワフルなひとときでした。共通の記憶を掘り起こすことが、あんなにも活気を引き出すとは新鮮な驚きでした。
西口周辺はこれから大規模な再開発が始まるそうですが、箱での差別化は難しいでしょうから、今回のような活気をどう盛り込むかというソフト面の練り込みに興味が湧きます。
このお店のお向かいは映画館です。この日は「StarWaws Episode3」の先々行ロードショーの日でした。私が「StarWars」を映画館で観たのは1983年公開の「Return of the Jedi」が最初です。当時買った映画雑誌が今でも本棚にあるので、けっこうなのめり込みようだったみたいです。それから22年。ついに最後のエピソードの公開です。もはや映画というよりは長く続いたお祭りのグランドフィナーレみたいなものです。というわけで最終上映回にすべり込みました。今度はもっと大きな映画館で観ようと思うような、そんな出来でした。
なんか変な一日でしたが、とても楽しかったです。
2005年05月14日
●柏駅西口から一小通り商店街へ
今日は「出没!アド街ック天国」柏特集の日です。どんな柏が見られるか楽しみです。
鉄道が街中を通るということは、街が分断されるということでもあります。柏駅を通してつながる西口と東口は、物理的な距離は近くとも精神的な距離は意外と遠いようです。先日の飲み会で「西口の人は東口に行くなら電車に乗って上野に出る」という言葉を聞いてそう思いました。東口は以前に取り上げたので、今回は西口を紹介します。
柏駅西口です。ダブルデッカーでは東口に分がありますが、ステーションモール内には椅子や噴水を使った広場空間が数多く用意してあり、オシャレな立体街路を形成しています。
左手に目を向けると高島屋前のイベントスペースがあります。GW中はイベントで大賑わいでした。その奥にある通路から下に降ります。
右手に映画館、左手に喫茶店が並びます。柏の映画館はどこもちょっと奥まったところにあります。シネマコンプレックスも便利で良いのですが、街中に在るほうが味があって好きです。
突き当りを左に曲がると、柏一小通り商店街です。懐かしい街並に鯉のぼりが泳ぎます。西口からわずか徒歩5分のタイムスリップ小旅行。絶対にお薦めです。
2005年04月30日
●飲んで食べて話す@モナイゾ
昨晩は多目的空間「モナイゾ」さんにお邪魔して、飲んで食べて話していました。写真で見るとオシャレな場所に見えます(実際、とてもカッコイイです)が、飲み物とおつまみは持参というあたりが学生の頃の飲み会みたいで妙に楽しかったです。
おおっ、カッコイイー。黙っているとレストランだと思うでしょ?
もちろん料理もあります。スペイン食堂「YOSHIMUTA」さんからやってきました。美味しかったです。
2005年04月13日
●我孫子市生涯学習センター アビスタ
我孫子市まで仕事で行ったついでに、以前から気になっていた「アビスタ」に立ち寄りました。アビスタは生涯学習センター、地区公民館、市民図書館からなる複合施設です。敷地は手賀沼公園と大きな通りに面しており、建物とそれらの関係性がとても上手く計画されています。ガラス屋根が架かったオープンスペースが手賀沼公園に面して配置され、両者はとても自然に連続しています。また工芸室、調理室、ホールといった諸室が通りに面して並んでおり、大きなガラス面を通して中の様子が見えます。どんな活動が行われているかがわかると、自然と参加する意欲も湧いてきます。この配置計画を実現した時点で勝負あった!という感じです。晴れた日は屋上庭園から手賀沼の眺望が楽しめるそうです(今回は天候に恵まれませんでした)。図書館は明るく落着きのある空間で、まちづくり関係の書籍が充実しています。
ガラス屋根の架かったオープンスペースと手賀沼公園、二つの屋外空間が自然に連続しています。ガラス壁面越しに図書館とも繋がっています。「つなぐ」のお手本のような空間です。
手賀沼公園からは手賀沼へと視線が伸びます。
追記
こちらのブログに屋上からの眺めが掲載されました。いつも御世話になっております。
2005年04月08日
●柏公園、柏ふるさと公園
晴天続きで桜の開花は進む一方です。週末は桜吹雪ですね。今日は備品買出しに出たついでに、ちょっと長めの午後休みをとりました。
柏公園入口の桜並木です。立派な並木がピンクに染まって空を覆います。「おおー」としばらく見とれてしまいました。
もう少し足を伸ばして、柏ふるさと公園まできました。こちらは広々とした空間が魅力です。写真では分かりにくいですが、視線は手賀沼へと伸びます。いいところだなーとしばらくベンチで和んでました。
2005年04月02日
●なるほどね
以前に「変わりゆく柏 ビックカメラと丸井柏駅周辺」において柏駅東口周辺をとりあげたのですが、こちらのブログでは、「既存の建物を通り抜けとして使う上手さ」に着目しています。なるほどね。街の楽しみ方は一つじゃないと、とても納得がいきます。それにしても面白いぐらいに対照的な写真ですね。
2005年03月28日
●新しい「柏市」の楽しみ方
本日、柏市と沼南町が合併して、新しい「柏市」が誕生しました。今回の目玉はなんといっても「手賀沼」でしょう。歴史的景観という面でとても寂しい状態だった柏市に、大きな拠点が生まれました。レイソルと手賀沼、そして北部開発(つくばエクスプレス+学園都市+こんぶくろ池)のスリートップが、これからの柏を楽しむ鍵でしょう。
手賀の丘公園より手賀沼、その向こうに筑波山を望む。1/30のまちづくり名所ツアーの際に撮った写真です。一度名所めぐりをすると街の見え方がガラリと変わります。
2005年03月10日
●変わりゆく柏 ビックカメラと丸井柏店周辺
ビックカメラ柏店が開店しました。待望の大型パソコン+家電店の駅前進出で、停滞感のあった東口周辺も活気づくことでしょう。1973年に建設されたダブルデッキの機能は今も健在ですが、30年を経てデザイン的な古さが感じられます。ここらで次世代を見据えた全体構想が必要でしょう。
南側の一角は、カフェとガラスのショーウィンドウを組合せた現代的な広場空間として上手く再生されています。
南口からガラス屋根の通路を経て、ニ番街、丸井柏店前広場(Ivy Square)へと抜けます。この一連の空間は、「ウィンドウショッピングを楽しみながら広場から広場へと導く」という商店街の基本を見事に実現しています。
特にIvy Squareは、今や柏の顔となった感があります。こんな街が広がっていけば、柏は「東の〇〇」という位置付けから全国有数の商業都市へと飛躍することでしょう。
●「柏をたのしむ」公開
私は柏市で設計事務所を開設しています。最近は地元で相談頂く機会も増えてきたのですが、設計事務所ってどんなところかまだまだ知られていないんだなと感じることが多いです。また、私自身が長く千葉都民生活を送っていたせいもあって、地元の良さを活かしきれずに暮らしてきたことを残念に思っています。そんなわけで、「たのしむ」からはじめる家作り、まちづくりをいっしょに考える場所作りをはじめました。
2005年03月05日
●沼南町で農業談義
「柏のまちづくりを話そう会」で知り合いになった方達と、機会を設けて飲み会を開くようになりました。今回は沼南町で農業を営むSさんのお宅で農業談義という趣向でした。薪ストーブを囲んであれやこれやと語り合う時間がとても楽しかったです。次の世代を見据えて物事を考える視点や、コツコツと実践を積み重ねた上での発言からは、学ぶものがたくさんあります。
手賀沼を中心に形成された経済圏を行政上の区切りでバラバラに分断された現状や、急速に拡大したために市としてのまとまりに欠ける市政、先細り感の強い将来像等、現実はけっこう厳しいと思います。その一方で、「柏を楽しむ」という視点から行動することで、ここでの生活がずっと楽しくなるという予感も充分あります。要は個々の気の持ちようと行動が大事なのだと思います。
2005年02月10日
●ポケットファームどきどき
「柏まちづくりサロン」の企画に便乗させてもらって、「ポケットファームどきどき」に行ってきました。農産物直販所とレストランがメインで、「道の駅しょうなん」がさらにアクセスの悪いところに巨大化して出現したような施設です。驚くべきはその集客力で、平日の午前中から大勢の人で賑わっています。その中心は「森の家庭料理レストラン」という有機野菜を使ったバイキング形式のレストランで、この中は東京顔負けの混み具合でした。それにもかかわらず従業員の方のテキパキとした対応と、こまめに出される出来たての〇〇という呼込みに誘われて食は進み、満足度も高く、人気の程も納得がいきました。昼食の後に所長さんの話を伺ったのですが、とにかくその本気で取りくんでいるという姿勢に圧倒されました。
2005年01月30日
●道の駅しょうなん
「柏のまちづくりを話そう会」の活動の一環で、柏・沼南のまちづくりに関係ある施設、公園等の現地見学会に参加しました。南柏→増尾→手賀沼→北柏へと文字通り柏・沼南を一周したのですが、中でもインパクトがあったのが手賀沼に面してある「道の駅しょうなん」でした。農産物の直販所+レストラン+展示スペースなのですが、アクセスが良いとはいえない場所に、日曜日の昼時に150台の駐車場が埋まっている様は驚きでした。建物の前では餅つきが行われ、無料配布を待つ人達で行列が出来ていました。建物もRの付いた屋根が内部と手賀沼との連続性を高めていて、場所の特性を充分に活かしていました。こういった賑わいの場がもっと増えて欲しいと思います。