2018年02月18日
●Dubai, Abu Dhabi 旅行記 その9 5日目 Louvre Abu Dhabi: humanity in a new light
Taxi でLouvre Abu Dhabi へ。Dh44くらい。10時の開館少し前に到着。ParkingからMuseumへは、白いファイバーグレーチング材で屋根と片側の壁を囲った通路で繋いでいる。今は冬なので屋外も快適だけれども、夏は暑くて日除けが必須なのだろう。既に少し列ができている。入館料はDh63、日本からオンラインで日付指定チケットを購入済み。
Ticketing Hall でオンラインチケットをiPhone上に表示して、Museum Galleriesへ。
A Journey from prehistory to contemporary art を観る。
Introduction:Grand Vestibule。各国語で書いた地名を線でつなぐ。相互関係や線の意味は読み取れないけれども、とても魅力的な導入部。
Motherhood。1つのテーマに対して、3つの文明の遺品を展示。それらに相違と共通点が浮かび上がる。
1 The First Villages。四周石貼り+内部フローリングの床、白基調の壁、長方形に区切り波板ガラスを嵌め込んだシステム天井。全12室で構成される主展示空間。
主展示室に付随するように設けられる、黒基調のサブ展示室。開放的な主展示に対して、ケースに入れた小さな展示が中心。巨大な石に嵌め込むように設けられたガラスケースが美しい。
青いファラオ像等、観たことのないモノが並ぶ。
2 The First Great Powers、3 Civilisations and Empires。2つの展示室が見通せる空間に、大きな石像が並ぶ、ダイナミックな展示。観光客の大撮影スポットでもある。そのエンドに建つ、Male torso: athlete(?)、Nymph with a shell、Athena, protective deity of Athens。
右に90°折れて、展示室が続く。
展示室間の移動の合間に、半屋外空間に射す光が垣間見える。
6 From the Mediterranean to the Atlantic。可愛らしいライオン像と巨大なタペストリー。
Intersecion Cosmography を経て、7 The World in Perspective。舞台は中世ヨーロッパへ。
"Portrait of a Woman, called La Belle Ferronniere" Leorarde da Vinci。話題作の一つ、レオナルド・ダ・ヴィンチ「ミラノの貴婦人の肖像」。いつ「救世主(Salvator Mundi)」と並んでの展示が始まるのか、とても楽しみ。このあたりからルーブル及びフランス名画展示が始まる。
9 A New Art of Living 附室。Pair of "Whose Sleeves"folding screens。誰が袖図屏風、掛け軸、浮世絵等、日本美術が並ぶ。
9 A New Art of Living。"Napoleon Crossing the Alps"Jacques-Louis David。3つ続く展示室の最後を飾る、ルーブルらしい大作。
ガラス超しに、印象的な光に満ちる半屋外空間を垣間見て、10 A Modern World ?。"Le Joueur de fifre"Édouard Manet。プリミティブな彫刻等に交じって、かの有名な少年も登場。
"Portrait de I'artiste" Vincent Van Gogh 、"Arrangement in Grey and Black: Portrait of the Painter's Mother" James Abbott McNeill Whistler。ルーブル、オルセーの名画が少々唐突に壁面を飾る。
12 A Global Stage。"The Fountain of Light, 2007" Ai Weiwei。タトリンの第三インターナショナル記念塔を模した、ステンレスとガラスの高さ7mの塔。美しく繊細で脆いオブジェ。先史時代から現代へと続くアートの旅の終わり。
そして、8層多孔屋根から射す光が印象的な半屋外空間へ。
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