2018年02月16日
●Dubai, Abu Dhabi 旅行記 その5 3日目 Old Dubai
Sofitel Dubai Downtown の朝食ビュッフェ。会場のLes Cuisines はカジュアルな内装造作ながら、メニューは充実。客層はアジア5:欧米2.5:アラブ2.5といった感じ。旧正月が近いせいか、中国系の方がとても多い。お隣のテーブルは中国系の親子連れでとても賑やか。とても美味しいので、お腹いっぱい食べます。フルーツは別皿。
昨日はDowntown、Marina Area とNew Dubai を見て回ったので、今日はOld Dubai の観光に出かける。今日は金曜日なのでDubai の週末にあたり、特に午前中は閉まっている店が多いことに留意。幸いMetro は午前中から動いている。Al Jafiliya Station あたりからDubai Frame が見える。展望台+文化施設の入った建物を「世界最大の額縁」に仕立てるところがDubai らしい。思わず記念撮影。Jumeirah Emirates Tower Station 付近では、Museum Of The Future の建設現場が見える。Dubai の発展は現在進行形。
Al Ghubaiba Station で降りて、まずは明日Abu Dhabi 移動に備えて、Abu Dhabi 行きのバス乗り場を確認。Old Dubai はCreek を挟んで南側のBur Dubai、北側のDeira から成るので、まずは歩いてBur Dubai のDubai Old Souq (Textile Souq) へ。それほど広くない路地状の空間に、観光客と呼び込みの商人がひしめき、声かけ・腕組み・スカーフ投げかけと、隙あらば引き留めようとあの手この手。比較的人出の少ない午前中でこれだと、夕方は身動きもできない感じか。
Dubai Museum は14時からの開館なので後回しにして、Ruler's Court の横を抜けて、Al Fahidi Historical District (Bastakiya) へ。Wind Tower が特徴的な歴史的建造物が並ぶ街並みに、内部を改装したカフェ・レストラン・ギャラリー等が点在するエリア。なのだけれども、休日なので7割方閉まっている感じ。空いていて散策するには良いけれども、直射光にさらされるので休憩できるところを探して彷徨う。
Alserkal Cultural Foundation か運営するMAKE ART CAFE で一休み。中庭に半透明のスクリーンを架けて日射しを緩和。中庭を囲む小部屋はギャラリーになっていて様々な現代アートを展示。
階段を上がって屋上の上がると、ソファ席、ブックセンター、ワークショップスペースが並ぶアートコンプレックス。歴史保存地区の眺めつつ、ゆっくりした時間を過ごせる。立地、プログラムとも非常に現代的で心地良い、オアシス的空間。
Old Soaq まで戻ってCreek 岸に出て、Arab に乗り、対岸のDeira 地区へ。渡し賃はDh1(約30円)、とてもリーズナブルな庶民の足。指定されたゲートに着船している船に腰掛け、10人ちょっとの定員になるとアナウンスもなく発船する、とてもシンプルなシステム。屋根裏に掛けてある救命胴衣の説明もなし。波に揺られ、対岸からくる船とすれ違い、緩やかに時間が過ぎる感じがとても気持ち良い。
数分で対岸について下船。Baniyas Square 目指して歩く。Deira Tower を含めて古びた感じ。やはり今のDubai の魅力は、新しい部分にあると感じる。Baniyas Square で折り返して、Gold Souq へ。人出はまだまだという感じだけれど、ショーウィンドウが派手にキラキラしていて楽しい。
次いでDeira Old Souq (Spice Souq) へ。こちらは路地が狭い分、観光客密度が高く感じられる。再びArab に乗ってOld Dubai 側に戻る。
Dubai Museum 前は観光バスが列をなし、そこから降りる観光客の大群で入口は大行列。Dubai に来て初めて、典型的な観光地の眺めを観る。入館料はDh3と良心的。地上の展示物は古い家屋と船の屋外展示と、小さく細長い屋内展示室。それほど広くない館内はどこも混んでいて、ただ列に沿って流れていく感じ。夏と冬で寝室の位置を変えるという暮らし方と、Wind Tower を中から見ると布が吊ってあって、タテの通風換気が体感できるのが良い。
展示はスロープを降りて地下へと続く。映像とパネルによるDubai 発展の歴史は、小村が世界湯最先端の観光地へと発展する過程を時系列順に解説。原寸人形による様々な商売の再現は、江戸東京博物館の常設のよう。船の歴史を示す展示は建造中の船の骨格を原寸で示す。どれもちょっと地味な印象。
展示の最後、半円形のスロープとその内側に物販コーナーを設ける配置が、スロープを昇るにつれて様々なグッズが角度を変えながら見えてきてよく出来ている。
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