2018年02月03日
●上海-杭州-寧波 旅行記 その3 2日目 上海
2日目。7:30に朝ごはん。トーストと目玉焼きと豆乳?美味しい。相変わらず言葉は通じないけれど。明日の高鉄チケットを予約しに上海虹橋駅へ。1階のチケットオフィスが閉まっていてウロウロ。高鉄の待合フロアにチケットオフィスもあるとのこと。メモ帳に希望チケットを書いて列に並ぶ。チケットゲット。トイレの空き/使用中が分かる電光掲示板を眺めて、次の目的地へ。
隣接する上海虹橋空港まで歩いて10号線→12号線と乗り継ぐ。巨大ショッピングセンター&高層住棟群を横目に龍美術館西岸館へ。工場の遺構を残しつつ、アールを付けた巨大なボリュームを2棟並列するダイナミックな構成。展示は4つ、入館料はレンブラント展込みで250元、なしだと50元。4千円を超える価格にちょっとビックリしつつも、全部込みを選択。荷物は基本的に持ち込み不可、ただし携帯くらいは可。当然、大撮影大会。主展示のXing Jing展が面白い。グラスファイバー製の巨大像が大量に並ぶ。ロン・ミュエクを思わせるけれども、そこまで精緻ではない。物凄い物量は圧倒的。RC打放しの神殿のような巨大空間に物凄くフィットする。地階で「レンブラントとオランダ絵画の黄金期、ライデンコレクション名品展」。日本からの巡回展?前半のレンブラントが充実、ダビンチは素描一枚。フェルメールも一枚。価格のせいか、とても空いてる。流石に撮影不可。マスターピースと1対1で向き合える貴重な機会。照明は反射があって今一つ。再び主展示へ。空間に呑まれるようなスケール感が面白いけれども、美術館として優れているかは疑問。でも、Xiang Jing との相性は抜群。反対側の建物には、カフェとギャラリー。カフェはちょっと暗くてパス。ギャラリーを上がってテラスに出られるけれども、雪で外部は閉鎖。離れのような建物も空のまま放置。ガラスも汚れ気味で、ちょっと管理が行き届いていない感じ?
西岸沿いを散歩。雪が残る遊歩道を走るランナー。ランニングセットは持ってきたけれども、寒さと大気汚染に怯んでいます。
余德耀美術館。工場のリノベーションに1面だけガラスのカバーをかけた空間。段状ロビーの空間構成はダイナミックだけれども、詳細デザインが伴わない感じ。主展示、Shanghai Galaxy 2 のブランコが撮影会状態。
田子坊へ。ここもストック活用型観光地化の例。観光客で大混雑。原宿という感じ。一周して宿に戻る。静かだった昨夜から一変して、賑やか。
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