2014年10月31日
●10月の鑑賞記録
10/5
○東山御物の美@三井記念美術館 第1週
雪舟、等伯も学んだ美の規範。油滴天目の碗内に広がる輝きにうっとり。まさかの宮女図の登場にビックリ。屈輪文犀皮のハート形とクローバー形の混じった文様がキュート♡1、4、7週を通ってコンプを目指せ!
ナショナル ジオグラフィック 展@日本橋三越
ナショジオの表紙気分になれる、黄色いフレーム越しの記念撮影コーナーが楽しい。
10/19
オルセー美術館展@新美術館
会期末に滑り込み。マネに始まりマネに終わる間に印象派を並べる。「裸体」冒頭のセザンヌとラストの「ヴィーナスの誕生」の落差がすごい。「肖像」は有名画家の対抗戦のよう。「近代生活」のモネ「草上の昼食」は西洋版「切り・継ぐ」。
10/23
山梨知彦 講演@Archi Future 2014
「ナチュラル=しっくり感」を軸に、建築設計の実践紹介。神保町シアター発、木材会館、ソニー大崎、ホキ美術館経由、桐朋学園着。常にちょっと欲張りな内容設定を、整理された論点と構成で、ジェットコースターのように語り通す。
平田晃久 講演@Archi Future 2014
建築単体(人の意識した振る舞い)を超えて街全体から立ち上がってくる、生き物のようなうごめき。パスタにソースが絡まるように、絡まりしろとしての建築を目指しての試行の紹介。ソフトな語り口が子守唄のようで、寝落ち。
館知宏 講演@Archi Future 2014
一枚の紙を切らずに折る「折紙」。厚みをもって折れる「剛体折り」。一カ所動くと全体が動く。「ミウラ折り」を発展させて、連続的に変形。XY方向に柔らかく、Z方向に固い構造物を実現。折紙の背後に広がる幾何学にびっくり。
田川欣也 講演@Archi Future 2014
デザイン、エンジニアリング、インタンジブル、タンジブル。極端に高度化した能力でもって、4つの領域を回遊するように仕事をしていく。分業でなく、1人の作業領域を広げていく。そんなことをサラリという冒頭から、ビックリ。
10/25
○ザハ・ハディド@東京オペラシティ アートギャラリー
作品リスト兼マップを手掛かりに、壁面と島型展示台に並ぶドローイング、模型、映像を辿る。説明文は一切なく、エネルギーの奔流のような表現にひたすら向かい合う。アンビルト時代の濃密な作図、ブランド化後の驚異的な作品量。
2014年10月26日
●第20回 手賀沼エコマラソン
10月の第4日曜日に、「第20回手賀沼エコマラソン」を走りました。予報によると、天気は曇り、気温16℃~20℃程度。初めは長袖の上に半袖の重ね着で走るつもりでしたが、アップするとムシムシしたので、半袖のみに変更。
今年は大会運営が改善されて、荷物の預け入れがとてもスムーズに。また、ゼッケンがスタートブロックごとに色分けされて、とても分かりやすくなりました。
10時号砲、30秒弱でスタート地点を通過。冒頭の5kmは4分/kmちょっとのペースで順調な滑り出し。右に折れて手賀大橋向かうところで、吹奏楽の演奏が聞こえてきて、手賀沼の眺めが広がります。自然と音楽豊かな、素晴らしい大会。橋を渡って沼沿いの周遊歩道に出たところで、「RUNNER」が聞こえます。ここからレース本番。7kmを29分弱で通過して前半終了。陽が出てきて、けっこう汗をかきます。
10km手前でピット イン エネルギージェルを補給して給水。10kmを42:31で通過。暑さでばててきました。曙橋を渡って、再び道路沿いのコースに。五本松公園の上り坂を越えるあたりから、明らかにペースダウン。15kmを1時間5分32秒で通過。中盤終了。
再び手賀大橋を渡って、沼沿いの周遊歩道に戻ります。「RUNNER」が再び聞こえてきて、心に沁みます。すっかり重くなった足を動かしながら、前へ前へ。腹痛を起こさないよう気をつけながら走り続けて、ようやくゴール。終盤はバテバテで思うような走りではありませんでしたが、それでも完走できて良かったです。
測定地点 スプリット ラップ
Start 00:00:25
05km 00:21:01 0:20:36
10km 00:42:31 0:21:30
15km 01:05:32 0:23:01
20km 01:29:30 0:23:58
Finish 01:34:36 0:05:06