2014年04月19日

●あべのハルカス美術館-国立国際美術館

tennouji_20140419-01.jpg
 山の神仏 吉野・熊野・高野@大阪市立美術館
 [紀伊山地の霊場と参詣道]世界遺産登録10周年記念と銘打って、三つの山の聖地から神仏大集合。

 吉野・大峯
 蔵王権現立像の片足を上げた躍動感あるポーズ、役行者坐像のリアルな造形、前鬼・後鬼坐像のチョコンとした可愛らしさ。
 厨子入天川諸尊像。ギュッと詰め込まれたSD仏像群が可愛い。本展の持って帰りたいアイテムナンバーワン。
 聖徳太子・二王子立像。設置高さの関係で、下から見上げると、太子像の視線とがっちり噛み合います。薄暗い中で輝く眼の迫力が凄い。

 高野山
 不動明王立像(合体不動)。2mに及ぶ大きさが圧巻。大きな顔がユーモアを感じさせる。

 熊野三山
 那智参詣曼荼羅図。那智参詣の豪華プロモーショングッズ。祝祭的な空間描写が楽しげ。
 熊野速玉大神坐像。堂々たる体躯と表情。神に相応しい威圧感。

 薄暗い展示室に佇む山の神々は、表情豊かで楽しげに見えます。

tennouji_20140419-02.jpg
 天王寺公園を散歩して、あべのハルカスへ。

tennouji_20140419-04.jpg
 直通エレベーターで16階へ。阿倍野の空を見晴るかす。
 展望台エレベーターへの待機行列と、美術館と屋上庭園を詰め込んだ、賑やかなフロア。
 東大寺@あべのハルカス美術館
 天空に浮かぶ「国宝を展示できる箱」の開館記念展。近鉄らしく奈良をプッシュ。鮮明な絵巻物と、生気に満ちた高僧たちの像がずらりと並び、妙に生々しく感じられる。展望台の人気に負けてるけれど、今後に期待。

osaka_20140419-01.jpg
 アンドレアス・グルスキー展@国立国際美術館
 圧倒的な情報量と、幾何学的な美。対象が何なのか分からない混乱。作品リスト片手に、観客はオリエンテーリング気分。駆け足鑑賞になって残念。

Posted by mizdesign at 2014年04月19日 23:51
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mizdesign.com/mt/mt-tb.cgi/1037

コメント
コメントしてください




保存しますか?