2012年11月06日
●9月、10月の鑑賞記録
9/2
○ドビュッシー 、音楽と美術 -印象派と象徴派のあいだで@ブリヂストン美術館
印象派とその絵画を通して、音楽家ドビュッシーを浮かび上がらせる企画展。目の前にある絵画を通して時代の雰囲気に触れる構成が巧み。でもちょっと難しい。
9/8
○奈良美智:君や 僕に ちょっと似ている@横浜美術館
White Ghostの撮影コーナー、樅の子のロケットのようの造形、アクリル画の美しい色彩、きのこハウスのカラフルな色分け。どれも魅力的でした。
9/9
山本冬彦が選ぶ-珠玉の女性アーテイスト展
荒木愛さんのメロンを観に、駆け込み鑑賞。陶芸、ガラス、アニメチックなイラストまで、幅広い展示でした。作家さんが説明しようかどうしようかとウロウロしているのが初々しかった。
ドビッシーナイト@六次元
はろるどさんデビューおめでとう!
9/23
○住吉の居場所 オープンハウス
弥田俊男設計建築事務所設計によるマンションリノベーション。大胆かつ繊細に折り上げた天井。玄関からリビング、寝室、そして借景の公園の緑へと。流れるような空間構成が美しい。寝室のバルコニー側へ移設した浴室、アルミ削り出しの洗面台等細部も魅力的。
9/29
常設展@東京国立博物館本館
仏像展示が充実していると聞いて足を伸ばす。十二神将立像の凄みとユーモアのあるお姿が良かった。
9/30
○シャルダン展-静寂の巨匠@三菱一号館美術館
フランス静物・風景画の巨匠シャルダンの日本初個展。地味ながら堅実な作風と構成で、しっとりと心に残る展示。美術館の規模に見合った点数と展示方法が満足感を高める。
10/2
仙台メディアテーク
街に開いたガラススクリーン。巨樹の如く、床を貫通するガラスの柱。中から見ると、メッシュ状の鉄骨がかなりゴツイ。
10/7
波濤の会@松坂屋上野店美術画廊
荒木愛さんのスイカに念願の対面!ちょっとイラストちっくなタッチと食感をくすぐる構図と色彩がステキ。
10/26
◎田中一光とデザインの前後左右@21_21 DESIGN SIGHT
平面に定着された絵画・日常・芸能が、書斎・メインホール・側廊と続く見事な空間構成の中で躍動する!観ると元気になる展示でした。
○お伽草子-この国は物語にあふれている-(後期)@サントリー美術館
短編絵物語を通して、活き活きとした中世の人々の息づかいと想像力に触れる!登場率1割を超えるパワースポット清水寺は、この夏行ったばかり!ほっこり楽しい展示でした。
アラブ・エクスプレス展 アラブ美術の今を知る@森美術館
アラブのいくつかの断面の多角展示。映像多めの展示構成と、撮影可なため携帯片手にメールチェックしながら観る人が多い、往来型展示空間が独特。
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