2011年05月07日
●アート好きによるアート好きのための図録放出回 Vol.1
5/5に赤坂「壌 泡組」で開催された「アート好きによるアート好きのための図録放出会 Vol.1」に出かけました。
公式サイト:アート好きによるアート好きのための図録放出回 Vol.1
organizer:
弐代目・青い日記帳 artcircle:図録放出会 Vol.1
What's up, Luke ? 「アート好きによるアート好きのための図録放出会」ご報告
and more
開催趣旨(公式ページより引用):
----引用 ここから----
きっかけは3月11日に発生した東日本大震災でした
床から天井まで積み上げていた図録は雪崩落ち、表紙が折れてしまったものもありました
アートを一層身近に感じることのできる図録たち(アートブック全般)ですが
もう何年も本棚で眠っている本もある、ということに久々に気づかされました
わたしたちの生活は、もっとシンプルに、もっと身軽にできるような気がするのです
大切に保存していた、重みのある美しい図録たち
もしかしたら、もっとこの本たちを大切にそばにおいてくれる人がいるかもしれない
さらには、一冊の本を通じて同じ興味をもった人と人がつながるきっかけが作れたら
G.W.の5月5日、赤坂のお店を借りて、数時間ですが「図録放出会」を行うことにしました
今回は店内に置ける数だけの図録を、手元に取って眺めてもらい、
それらを欲しいと思っていただけた方へ「販売」をします
気持ちで結構ですので、その場で相当のお値段をご自身で決めてください
図録と引き換えにいただいた売上は
すべて東日本大震災の義援金として寄付させていただきます
----引用 ここまで----
日頃御世話になっているアートブロガーさんの行動力への驚嘆、開催趣旨への共感、そして色々な人と図録に出会えるかもという好奇心。早々に参加表明して、この日を楽しみにしていました。
参加者も図録提供できるとのことなので、数冊持参して赤坂へ。開場30分遅れで到着したときには、もう大入満員御礼状態。1階のスタンディングバーで景気をつけて、2階会場へ。眼光鋭く品定めをする方々の脇を失礼して奥に進むと、パッと眼に入る図録が。「あっ、あれは京博三部作の第一部「雪舟展」の図録!」と思わず手に取る。と、すかさず奥から声がかかる。「雪舟だったらこれもオススメ!」。よく通る声で解説していただき、「岡山が良いのを持ってるんだよね」とか「山水長巻みてみたいですね」とか少し雑談をして、そちらも購入することに。「親切な人だなあ」と思っていたら、その方がフクヘンさんだとあとで知りました。すごいテンション。
1階に下りてお酒を飲みつつ知り合いのブロガーの方たちと雑談していたら、なんかお宝ザクザク抱えた感じの某zaikabouさんが到着したので、思わず2階について行く。気になっていた「杉本博司展@森美」図録と、6回も観に行きつつ何故か買い漏らしていた「コルビュジェ展@森美」図録をリリース&キャッチ。気がつけば、来場時よりも荷物が1.5倍増し。あとは1階で雑談をして適当なところで帰ろうと思っていたら、気がつけば閉会まで5時間以上も飲んだり食べたりしていました。色々な方とお話しできて楽しかったです。
ちなみに、放出された図録は400冊以上。来場者は150人以上。そして売り上げは総額¥260,700円!だそうです。これらは全額、東日本大震災の義援金として寄付されるそうです。関係者の方々、お手伝いされた方々、本当にお疲れ様でした。
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