2010年11月17日
●山口晃「斬り捨て御免トークショー」@ミヅマアートギャラリー
市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催された山口晃「斬り捨て御免トークショー」に参加しました。アートブロガー「弐代目・青い日記帳」のTakさんが主催で、「山口晃展 いのち丸」を会場にして、作家ご本人のトークショーを開催。告知手段はTwitterで、USTREAMの実況あり。「アートと人と技術が有機反応する。そんな場に立ち会えるのではないか。」というワクワク感で一杯です。
Q&Aからスタート。
Q1:どうして一枚の絵に違う時代が入ってるの?
A:忘れました。。。昔おじさんは神社の絵を描きました。平安、鎌倉、色々な時代を積み重ねて描きました。花のピュンピュン丸の後からカメラが付いてくるのと同じです。だんだん現代の人だけでも良いかなと思うようになりました。
Q2:作品の中の読めない漢字は何?
A:12世紀のきったん文字で。。。嘘です。私も読めません。デザインの一部として書いてます。
Q3:作品を描く時間はどれくらい?
A:今回は日をまたぐことがないのがほとんど。長くて2-3日。例えばあちらの絵なんかでは。。。
というあたりから身振り手振りが出てエンジンがかかってきた感じ。その一挙手一足動に沸く会場。
と思ったら、USTREAMの音が出ないというトラブルが発生したそうで中断。スケッチブックにサラサラと、オバQを描いて場を和ませます。
ほどなくして、USTREAM復活!続きはこちらでどうぞ。クリアな音声にビックリです。
トークショーの後は、山口さんによる作品解説。ハタハタから閃いた冒頭に続いて、黒の作品を力説。その姿を捉えるUSTカメラ。そのケーブルを踏まないよう、潮のように移動する参加者。iphoneでつぶやきつつメモを取る早業はすごいなあ。
ラストのインフィニティを解説する山口さん。付かず離れず追尾するカメラ。トグロ巻くケーブル。その奥にUST機材。ハードちっちゃ!
小さな空間にアートと人と技術がギュッと詰まった、とても濃密なひと時でした。関係者の方々、どうもありがとうございました。
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ミヅマアートギャラリーにて展覧会「いのち丸」を開催中の山口晃さんとトークショーをして来ました。
事前にTwitterで募集した質問にお応えしていた... [続きを読む]
こんにちは。
先日はお疲れさまでした。
それにしても中継ってすごいことですよね。
数年前だったらツイッターでひとが集まってこんな素敵なイベントが出来るなんて考えも及びませんでした。
山口さんの次回の展示も気になるところです。
あおひー様>
こんにちは。
ものすごい速さでのiphoneで呟きお疲れ様でした。
USTREAMのスピード感と音質って凄いですね。
Tak様>
こんばんは。
素晴らしい企画力と行動力でした!
どうもありがとうございました!