2010年01月25日
●あいちアートの森 堀川プロジェクト
名古屋インドアテニスクラブ
山田純嗣さんのインスタレーション展示。テニスマシーンと白いオブジェが創り出す、とても可愛らしい空間。
その左右に並ぶ、オブジェたちの晴れ姿。無機から有機へと、見事な空間の変奏。
東陽倉庫テナントビル(旧トーヨーボーリングセンター)
かつての面影を偲ばせるフレームの中に、アートが滲入しています。
左手の収納棚の中に、ギッシリと詰め込まれたアートワーク。収納という虚無から、小さく濃密な小宇宙へと変容します。
トーマス・ノイマン。二つのカメラで捉える表と裏。スクリーンに映し出される映像も良かったけれども、その奥でひっそりと動くネタ元装置がアナログで楽しい。
大崎のぶゆき。無機空間の奥で、発光するスクリーン。その上を赤いポートレイトの描線が流れる。シャープな感性が美しい。
若見ありさ。ルオーの宗教画を思わせる、重厚なタッチのアニメーション。