2008年12月23日

●菌類のふしぎ@国立科学博物館

ueno_20081220-1.jpg
 上野の国立科学博物館で開催中の特別展 「菌類のふしぎ-きのことカビと仲間たち」を観ました。

 展示は「原核生物と真核静物」から始まり、全20章に渡ります。菌類の分類、位置づけといった解説に続いて、様々な標本が並びます。その一方で、菌類が大活躍する漫画「もやしもん」のキャラクターグッズが会場内に大量に設置されていて水先案内役を果たす、非常にユニークな作りです。場内は若い女性やカップル、親子連れで大賑わいの縁日状態。こんなに賑わう化学系展示は見たことがありません。

 混雑のせいで標本は見難いのですが、キャラのおかげでけっこう楽しく回れます。途中にある「もやしもん劇場」では、住宅内部の再現パネルに大量の菌類マスコットが貼り付けてあり、どこにでも菌類がいることが良く分かります。作者の石川さんが会場のあちこちに落書きをされていて、それらを宝探しのように携帯デジカメに収めて回る方も多いです(場内は一部を除いて撮影OKです)。子供たちは記念撮影コーナーで大喜び。アイデアが上手く機能している展示でした。

Posted by mizdesign at 2008年12月23日 23:02
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mizdesign.com/mt/mt-tb.cgi/712

コメント
コメントしてください




保存しますか?