2008年09月27日

●アート散策@代官山

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 打合せで代官山へ。モノトーンに装いを一変した「TKG Daikanyama」の前で足が停まる。中へ入ると、アダム・シルヴァーマン展「Nature Morte」を開催中。LAで活動する陶芸家の方だそうです。四角いフレームの中に納められた焼き物たちが可愛らしい。焼き物というと茶碗や湯呑といった実用品という意識があるので、オブジェのような焼き物たちをどう捉えたものか戸惑います。街の表層にアートが溢れ出ている感じが何より素敵。

 足を伸ばしてミヅマアートギャラリーへ。会田誠展「ワイはミヅマの岩鬼じゃーい!!」を観ました。まずは2階へ。入ってすぐに「モコモコ」。モコモコした犬のような、原爆のキノコ雲のような。続いて巻物「日本語」。美しい料紙と内容のギャップを楽しむのか?その上に「ドーハ」。座り込むラモスが印象的。その左手に二点展示されている「犬」は、四肢を切断されていると観るとひたすら痛い。さらに左手壁面いっぱいに並ぶ「判断力批判批判」。「判断力批判」の批判というお題はパスして、会田作品でモザイクタイルのように埋め尽くす趣向が楽しい。5階へ上がって、武蔵野美術大学の学生とのコラボレーション作品。ダンボールとガムテープで制作中の「現代ゴシック」。完成率50%くらい?悪ふざけとアートの境界を探るような展示の数々。個人的にはファーボール押し出しでした。

Posted by mizdesign at 2008年09月27日 01:01
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