2008年05月19日
●Side B
こちらのエントリーの「Side B」です。
天井に煌くシャンデリア。某ホテルで使用されていたそうで、白鳥が羽を広げるような優雅なフォルムと美しい輝き。
ドイツ旅行の思い出を、アイスワインを飲みながら聞くひと時。
大きな吹抜けのある地下室で催されたホームパーティー。
120インチプロジェクターに5.1チャンネル音響設備完備。
お菓子もお酒も彩り豊か。
そして、なぜかPlayStation3。ついでにガンダム無双。
驚異の高精細映像+音響スペックを遺憾なく発揮する、石貼りの床と大きな吹抜けの大空間。
えーっ!
すごく楽しかったです。どうもありがとうございました。
●代官山散策
先週末は久しぶりに代官山を散策しました。
新緑がかなり色濃く、鬱蒼とした目黒川。コンクリートジャングルでも生命力を感じる異空間。
ミヅマアートギャラリーで開催中の「鴻池朋子展 隠れマウンテン&ザ・ロッジ」を観ました。緻密で物語性のあるアートワーク連作と、非常に吸引力のあるテキストが魅力的な作家さん。2F、5Fに分散するギャラリーアクセスを登山に見立てる構成は、観る気を誘います。濃密なインナースペースへのトリップを期待して行くと、実際はちょっと違いました。ベースキャンプで出迎えてくれる襖絵は強烈なパワーを感じますが、それが連鎖していく感じはなし。アトラクションでなく、ギャラリーでの個展だし、そりゃそうだと納得。屋上のビバークテントの中に身を乗り入れて(そして足は外に放り出して)観るインスタレーションが面白かった。「テントだ!」と閃いて、コラボレーション相手である八木良太さんにテントを送りつけたというテキストも面白かった。
ミズマで時間をとりすぎて、TKG Daikanyama は前を通り過ぎるだけ。
それだけでも楽しい。
その角を左に折れたところにある「ヒルサイドテラス・アネックスA棟」。
私の師である元倉さんが、東京藝術大学の教授に就任されたとのことで、そのお祝い会が開催されました。
この建物は元倉さんが1985年に設計され、しばらくテナントとして入居していたそうです。
会のクライマックス。これまで元倉さんが手がけた建物を1/500スケールで再現したケーキ群をケーキカット!切っているのは元倉さん、切られているのは「東雲キャナルコートKODAN6街区」。バームクーヘンのケーキは事務所のスタッフが徹夜で準備したそうです。