2008年02月21日
●茂木健一郎「脳を活かす勉強法」
出張で増えた細切れ時間を使って、本を読むことにしました。その一冊目。
茂木健一郎「脳を活かす勉強法」。購入の動機は「脳」。最先端の科学な匂いと、未知の領域のミステリー感、そしてベストセラーという煽り。
「困った子」がトップへと昇り詰める筆者の体験談からスタート。その秘訣は「自分の脳をいかに喜ばせるか」。以降、一貫して「学習の快楽」をキーワードに話が進みます。他者を意識せず、ひたすら快楽を追及する清々しいまでの没入感。「タイムプレッシャー」、「瞬間集中法」ととてもタフな行動を、短いフレーズでテンポ良く解説して行きます。天才を「強化回路」が暴走した普通の人と述べるくだりは独特。ただし、暴走のきっかけがいつ来るかは誰にも分からない。単なる勉強法でなく、幅広く応用できる(気にさせる)ところが良いと思います。
特に印象に残ったフレーズ。「1分、2分という時間でも集中してやる」。それはけっこう有効。「人とのかかわりの中で「知」ははぐくまれる」。ごもっとも。「脳のゴールデンタイムを積極的に活用する」。朝型になろう。
Posted by mizdesign at 2008年02月21日 22:56
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コメント
こんにちは。
茂木健一郎さんの日本語がとても好きです。
ブログもこまめに書かれていて、
忙しいのにこの著作量の多さには驚きです。
こちらの本も読んで、その秘密を教えてもらわねば!
Posted by きのこ at 2008年02月22日 09:01
きのこ様>
こんばんは。
プレッシャー、集中、そして猛勉強。
超スパルタな内容も、「脳」が絡むと全然印象が違います。
ネガティブな印象を持つ間もなく邁進する姿勢は大切だと思いました。
Posted by mizdesign at 2008年02月22日 21:24
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