2007年11月14日
●六本木クロッシング@森美術館
打合せの後、通り抜けるだけのつもりだった六本木ヒルズ。でもポスターが妙に惹かれるものがあったので、つい寄ってしまいました。「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展。
会場に入るとカラフルで大柄な作品がワッ!と並んでいます。でもどこかひねていて軽薄っぽくもあり、すごく「今っぽい」。この手の展示をするならこの場所と相性もバッチリ。すごく楽しい。
平日の昼下がりにもかかわらず、場内はけっこうな人出。国際色も豊か。ビデオカメラで撮り始めるお客さんにチッと舌打ちして注意に赴く会場スタッフの方たちも含めてなんか遊園地のよう。そういえば展望台とセットの美術館でした。
内原恭彦の写真は、その異様な情報量から中に引き込まれるような奥行を感じさせます。
榎忠のボルトを使ったインスタレーションは、林立する塔のようで美しい。円環状の展示の中に入れるようになっており、中から見回すとそのミニチュアな世界に引き込まれるよう。さらに上から見下ろせる展望スペースもあり都市を俯瞰するような楽しさがあります。
内山英明の写真は、都市の様々なシーンを切り取る瞬間のキレと大胆なトリミングでテンポ良く迫力満点で見せます。
宇川直宏の台風マシーンは、台風を閉じ込めるという発想もさることながら、風船とお札が舞う風景も何やら意味ありげで目が離せません。
中西信洋の時系列の変化順に捉え、重ねたドローイングは、時間が小さな変化の連続体ということを直感的に伝えます。
来週のMAMCナイトも、行きたくなりました。
日中の「東京シティビュー」。素晴らしい快晴、広がる眺望!
本当に良い天気のひと時でした。
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? 「六本木クロッシング2007」展 from 弐代目・青い日記帳
森美術館で開催中の
「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展に行って来ました。
13日の土曜日から始まった展覧会。珍しく初日に出かけてきま... [続きを読む]
Tak様>
こんにちは。
それでは、明日お会いしましょうー!