2007年04月14日
●クラブナイトプレビューver2.0@シンワアートオークション
銀座シンワアートミュージアムで開催された、「クラブナイトプレビューVer2.0@シンワアートオークション」に行きました。コンテンポラリーアートオークション前夜祭として、一般の人でもワイン片手に出品絵画を観られるイベント。去年末の現代アートオークションの成功を機に、アートファン層の拡大を意図した大盤振る舞いです。
それほど広くない会場内は、壁面にズラリとアートワークが並びます。98%絵画、2%立体という感じ。超有名作家の作品から、若手作家の作品まで幅広く揃っています。添えられた落札予想価格も5桁から8桁まで幅広い。ちょっと窮屈に置かれたテーブルからワインと料理をいただいて、プレビューへ。
オークション会場なので当たり前ですが、作品が密に並んでいるので、観ながらそれに似合う部屋を想像するのはけっこう難しい。ここらへんは前日のアートフェア東京の展示と少し違います。全体を通してのストーリー性があるわけではないので、ひたすら作品との対面を繰り返します。ドレスアップした方にはっとし、普段着の方にほっとし、ほろ酔い気分で廻る会場はけっこう楽しい。
印象に残ったのは、天明屋尚「鵺」と町田久美「「Sato-chan」。前回のオークションでも評判を呼んだ天明屋さんの作品は力感溢れています。俺の時代がやってきたという感じ。町田さんの作品は穏やかさと恐ろしさの対比が切味抜群。「鵺」が一目で納得させる力技なら、「Sato-chan」は目が離せなくなる引力技。
和太鼓のパフォーマンスがあったりして、話題に事欠かないイベントでした。でもなぜ和太鼓?
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? 「コンテンポラリーアートオークション」前夜祭 from 弐代目・青い日記帳
以前こちらでも告知しました
「クラブナイト・プレビューver.2.0@シンワアートオークション」に
行って来ました。
シンワアートオークション株式... [続きを読む]
Tak様>
こんにちは。
太鼓が鳴っているオークション会場というのも、
珍しくて良いですね。
天明屋さん今回も二倍超えですね。
すごい人気です。