2006年05月26日

●ハウス オブ シセイドウと資生堂ギャラリー in 銀座

 表参道が建築とケヤキ並木の街路とすれば、銀座はショーウィンドウの街。建て替えが進んでもその伝統は健在で、新旧壁面のコントラストが新しい一面を加えていきます。新「銀座ルール」の制定で中央部での超高層開発に待ったをかける行政側の姿勢も明快です。

 ハウス オブ シセイドウと資生堂ギャラリーは、ショーウィンドウの奥にギャラリースペースを配し、様々な企画展を無料で楽しめる空間です。現在展示中の「都市に生きるアール・デコ」展では合同企画展とすることで、サロンのような「ハウス オブシ セイドウ」から並木-花椿通りを経て白い大空間「資生堂ギャラリー」へと至る内外空間を満喫することが出来ます。点と点を線で結んで世界が広がります。

 サロンの中の展示スペースという感じの空間です。充実したライブラリーが嬉しい。
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 赤い宝石箱に入って、細い階段を降りると白い大空間へと至ります。隠れ家っぽい?
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Posted by mizdesign at 07:49 | Comments [2] | Trackbacks [0]