2005年07月06日
●竣工写真その3 階段編
今回は階段廻りの紹介です。(外部編、LDK編)
階段より中庭を望む。「明るい散歩道」がコンセプトです。白い空間にウォルナットの踏板が浮かびます。「中庭を囲んで心地良く暮らす」ための大道具です。
踊場より階段を望む。緩やかな勾配、連続する手摺、スキップフロアで、年をとっても元気に歩き回る空間を意図しています。「動けなくなってどうするか」の前に、「動き回って末永く元気」を考えることも大切です。
キッチンより玄関及び階段を望む。階段の下を通って出入りする、ちょっと不思議な構成です。遊び心と実用性が合わさった綺麗な空間に仕上りました。
玄関より階段を見上げる。散歩道が宙に浮く様子が伝わるでしょうか。
Posted by mizdesign at 2005年07月06日 07:46
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コメント
気持ちよさそうな階段ですね。
昔、伊勢湾の神島や答志島の集落調査に参加したとき、多くの元気なお年寄りに会いました。みなさん、斜面に広がる集落を歩いています。そして、なにかあると外に出てきます。
「動き回ること」が元気の秘訣だと、思い出しました。そのためにも、「動き回る」気持ちが萎えないように気をつけないといけませんね。
Posted by 佐藤K(KAZZ Satoh) at 2005年07月06日 09:40
この家は思った以上に気持ち良い場所に仕上がっています。「どう暮らしたいか」というビジョンが明確だからでしょう。「どう暮らしたいか」を地域規模で共有できるようになれば、住宅地から新たな景観が生まれてくる可能性も感じます。その分の手間をどう解決するかという課題とセットですが。
「動き回ること」はこの連続でしょう。気持ちを持ち続けることが大切なんだと思います。
Posted by mizdesign at 2005年07月07日 08:10
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