2005年05月15日
●上野東照宮牡丹之頃 1991
GWも明けたというのに寒い日が続きます。もはや異常気象ではなく、四季そのものが変化しているのかもしれません。浮世絵の視点から見る「今」の四回目です(一回目、二回目、三回目)。
上野東照宮ぼたん苑の開苑は1980年。歴史は浅いのですが、簾、笠、遠景の塔といった小道具を上手く使って、昔からあったかのような雰囲気を演出しています。日付は1991年4月29日です。
塔と笠を一枚に納めた画です。バラバラの角度で並ぶ笠が面白かった。
牡丹と笠。笠を観ていると何だか楽しげに思えてきませんか?
Posted by mizdesign at 2005年05月15日 08:09
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コメント
リズミカルな笠に、和みますね。
前回のツツジの彩りも見事でしたが、花に雨(傘・笠)というのは風情が出るものですね。
Posted by tsukinoha at 2005年05月16日 05:57
tsukinohaさん>
傘の並べ方に技が感じられて好きな景色です。雨、霧の風景ばかりなのも困ったものですが、晴れの景色は画になりにくいです。建物が大きくなりすぎたのが一因かなと思っています。
Posted by mizdesign at 2005年05月17日 13:20
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