2005年04月07日

●東京駅周辺

東京駅は東京の玄関口です。交通手段の多様化や玄関口の分散が進むとはいえその地位は健在で、駅周辺は広場空間の見本市のようです。濃い味付のメインディッシュばかりであっという間にお腹一杯なのですが、今回はサラリと流して廻ってみました。

東京駅北口ホール。大きな吹抜空間は、玄関口として相応しいボリュームだと思います。1914年に建てられた駅舎は当時の面影を色濃く残し、ガラスの箱ばかりのこの周辺で、重みと落ち着きを感じさせてくれる貴重な空間です。
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多分この周辺で一番新しい屋内広場空間です。OAZO(オアゾ)というみたいです。カフェが面したイベントスペースと通り抜けできるショッピングゾーンの組み合せで、セオリーに忠実に良くできてます。観客としては、後発の分もう少し仕掛けが欲しいです。
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丸ビルイベントスペースです。外車のイベント、ミニ屋台村、カフェのオープン席が並んでいてちょっと不思議空間になっています。この建物の成功が、この一帯の再開発ブームに火をつけたと新聞で読んだ覚えがあります。
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東京国際フォーラムのスーバー吹抜空間です。平面をグラフィックパターンとして見るととても美しいのですが、立体になるとちょっと持て余し気味に感じます。通り抜け通路というスケールでもないし、イベントホールとしても使いにくそうです。
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東京国際フォーラムは建物間の街路もしっかりとデザインされています。ガラスと緑の街路は透明感がありますし、夜景もビジュアル映えします。ただ、ランニングコストが膨大にかかるため、維持するのが大変そうです。
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Posted by mizdesign at 2005年04月07日 23:00
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