2010年02月06日
●1月の鑑賞記録

謹んで新年のご挨拶申し上げます。
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博物館に初もうで@東京国立博物館
国宝 土偶展@東京国立博物館
古代ガラスの発達 吹きガラスへの道@東京国立博物館
平常展@東京国立博物館
岸駒の虎カッコイイ!
土偶展は空いていればカッコイイ展示なのだろう。特5はせまかった。。。
志野茶碗の白い肌合い、正倉院宝物や宮女図の写し、古代ガラス、蜥蜴の彫刻。堪能しました。
北大路魯山人展@日本橋高島屋
食感を刺激する美しき器の数々は至上の眼福。焼き物、螺鈿、鉛の競演する壁画も魅力的。会場もコンパクトながら観やすい。作品リストがないことと、壁画に無造作に穿たれたネジが残念。
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柴田是真の漆×絵@三井記念美術館
漆工芸の超絶技巧とキリリと締まった現代的なデザインセンスが、三井の古くて新しい箱にベストマッチ。絵画による世界観の広がりも素敵。エドソンコレクションの成立が近年なのがちょっとショック。
ルイス・バラガン邸をたずねる@ワタリウム
バラガン自邸を、オリジナル家具を使って、立体的に積み上げて再構成した感じ。光の採り入れ方も見所という解説でした。個人的には空間の広がりが感じ難くて、見辛かったです。
DOMANI・明日展2009@国立新美術館
伊庭靖子さんの絵画に再会できて嬉しかった。呉亜沙さんのNY留学絵日記が可愛らしい。高野浩子さんの木箱積層インスタレーションの迫力と、テラコッタ彫刻の愛らしさが素敵。個展が12個並んでいると捉えると、それぞれに魅力的。でも1x12=6な感じ。
清方ノスタルジア@サントリー美術館
情感豊かな画面を堪能しました。絵画と挿絵の境界ってどこにあるのだろう。
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ARTのメリーゴーランド@岐阜県立美術館
吉本さんのタッチに和み、大巻さんに技を感じ、神戸さんの世界に浸る。けれども全体としてはタイトル負けしていると思いました。
あいちアートの森 堀川プロジェクト
インドアテニスクラブと東陽倉庫を観ました。空間を活かした展示形式と作家の活力の相乗効果がとても良い。
コトホギス フジイフランソワ@名古屋タカシマヤ
小品が良い。お茶ドウゾウ欲しかったなあ。
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オラファー・エリアソン-あなたが出会うとき@金沢21世紀美術館
光、影、霧。空間と観客と展示が溶け合い、全体で一つの現象を作り上げる。確かに必見。ただし街中のようにザワザワしているので、光のファンタジーに陶酔しようと力むと素っ気ない。何人かで「わーきれーい」とかいいながら観ると、より楽しめる展示だと思います。
コレクション展「Shift-揺らぎの場」@金沢21世紀美術館
須田悦弘さんの「雑草」が観られて良かった。
椿絵名品展-あいおい損保コレクション-@金沢21世紀美術館
尾形光琳、岸田劉生、北大路魯山人。椿を通して名品が並ぶコレクション展。開放的なエリアソン展と180度反対の、閉鎖的なオーソドックスな展示。その落差に疲れました。
2010年02月05日
●オラファー・エリアソン-あなたが出会うとき@金沢21世紀美術館

金沢21世紀美術館で開催中の「オラファー・エリアソン-あなたが出会うとき」を観ました。
ガラス張り円盤の奥にのぞく「スターブリック」に期待感を膨らませながら入館。
「あなたが出会うとき」。室中央の回転スクリーンから光が漏れて、スリット状に部屋を照らします。陰に身を置き、ときに光の中に立って壁に映る影と向かい合う。隣の「一色の部屋」はオレンジの光で満ちた異世界。光の動静のコントラストが印象的。
「ゆっくり動く色のある影」。影の色分身。動きに合わせて色彩の世界が広がる楽しさ。カップルに大人気。
「見えないものが見えてくる」。霧で可視化された光軸が部屋を貫き、その一部が空中で分断される。タネとなるアクリルボックスが埃で存在感を増してしまい、意図がちょっと分かり難い。
「水の彩るあなたの地平線」。部屋の中央に水を張り、円環の壁面に水の揺らぎに連動した光の虹が揺れ動く。
「あなたが創りだす空気の色地図」。三色の霧が立ち込めるアルミフレームの森。行き交う人々が霧の中に消え、またシルエットが浮かび上がってくる。
21世紀美術館の回廊型+均質志向の箱と溶け合うように配置された光、影、霧。空間と観客が出会い、全体で一つの現象を作り上げる構成。まさに一期一会の展覧会です。
ただし街中のようにザワザワしているので、光のファンタジーに陶酔しようと力むと、ちょっと肩透かしに思う可能性もあります。何人かで「わーきれーい」とかいいながら観ると、より楽しめる展示だと思います。
2010年01月25日
●あいちアートの森 堀川プロジェクト
名古屋インドアテニスクラブ

山田純嗣さんのインスタレーション展示。テニスマシーンと白いオブジェが創り出す、とても可愛らしい空間。

その左右に並ぶ、オブジェたちの晴れ姿。無機から有機へと、見事な空間の変奏。
東陽倉庫テナントビル(旧トーヨーボーリングセンター)

かつての面影を偲ばせるフレームの中に、アートが滲入しています。

左手の収納棚の中に、ギッシリと詰め込まれたアートワーク。収納という虚無から、小さく濃密な小宇宙へと変容します。

トーマス・ノイマン。二つのカメラで捉える表と裏。スクリーンに映し出される映像も良かったけれども、その奥でひっそりと動くネタ元装置がアナログで楽しい。

大崎のぶゆき。無機空間の奥で、発光するスクリーン。その上を赤いポートレイトの描線が流れる。シャープな感性が美しい。

若見ありさ。ルオーの宗教画を思わせる、重厚なタッチのアニメーション。

